スバル レガシィアウトバック

car (2009年10月 2日 13:42)

Subaru_Outback_1_--_07-01-2009.jpg
レガシィアウトバック (LEGACYOUTBACK) は富士重工業のレガシィシリーズで、レガシィ・ツーリングワゴンをベースに最低地上高を200mmにしたステーションワゴンとSUVの中間の自動車(クロスオーバーSUV)。

1985年9月のプラザ合意以降、1980年代後半の急激な円高による企業存亡の危機に対し、1989年1月、富士重工業が起死回生の一作として送り出したレガシィは、主要輸出マーケットであるアメリカで、それまでのレオーネの、「廉価で丈夫で悪路に強い」=「ファーマーズカー」といった既存イメージを覆すことに徐々に成功しつつあり、富士重工業の経営建て直しにも明るい兆しが見え始めていた。
一方、アメリカでは1960年代中盤以降、「ジープ・チェロキー」、「シボレー・ブレイザー」といったSUVに対する根強い需要が常にあり、特に1990年代に入ると都市部においてもこうしたSUVを所有することが一種のステータス・シンボルと見なされブームとなっていた。しかし、こうしたSUVは大きく、重く、燃費が悪いうえ、取り回しもし難いなどの短所もあった。
一方、こうした状況でいすゞとの合弁で1989年から稼動を開始したスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)工場でいすゞが生産するSUVをホンダにOEM供給していることがアメリカ内の代理店から不満として富士重工業に寄せられ、早急なSUVの投入が必要だったと言われている。
もともと、富士重工業社内にはアウトドアライフを嗜む開発担当者が多く、こうした声に応え、当時主にアメリカ向けに新開発されたレガシィの2.5ℓ水平対向エンジン搭載車をベースに、オールウェザータイヤ、200mmのロードクリアランスとゆったりとした乗り心地を与え、内外装によりラギッドテイストを付加するなど、商品化はツボを押さえ、非常にスムーズに進んだと言われている。